受験生の修学旅行——7500円持たせて、残りは40円

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勉強を離れて、満喫してきた

先日、息子が1泊2日で修学旅行に行ってきた。

中学受験の本番まで、あと少し。毎日塾漬けの息子にとって、勉強から完全に離れられる、小学校最後の大きな行事だ。

結果から言うと、とても楽しかったらしい。

行き先は、水族館、遊園地、そして焼き物体験。それぞれの場所で、違うお友だちと班になってまわったそうだ。班は先生が決めたものだったけれど、どこをどうまわるか、班のみんなで相談して決めたらしい。

塾ではいつも「どうやって楽をするか」ばかり考えている息子が、友だちと真剣にルートを相談している姿を想像すると、なんだかほほえましい。

恋バナには、入れてもらえず

夜のエピソードも、聞かせてくれた。

修学旅行の夜といえば、恋バナ。部屋のみんなで盛り上がっていたらしいのだけれど、息子はその輪に入れてもらえなかったそうだ。

そこで、どうしたか。

一番仲のいいお友だちと二人で、さっさと先に寝たらしい。

その結果、翌日の遊園地では、体力満タン。誰よりも全力で楽しんできたそうだ。

恋バナに入れなかったのは、ちょっとかわいそうな気もするけれど(笑)、本人はまったく気にしていない様子。むしろ「先に寝てよかった」くらいの勢いだった。小6男子らしくて、思わず笑ってしまった。

お土産代、7500円持たせて

お土産のおこづかいは、学校から「5000円程度」と決められていた。ただし、たくさんお土産を買わないといけない場合は、7500円までOKとのこと。

息子には、7500円を持たせた。

そして帰ってきたとき、財布に残っていたのは——約40円。

ほぼ、きっちり使い切って帰ってきた(笑)。

誰のために、買ってきたか

でも、その中身を聞いて、ちょっとじんときた。

息子が買ってきたのは、こんな人たちへのお土産だった。

  • 祖父母(おこずかいをもらった)
  • パパとママ
  • 塾のお友だち(先にお土産をもらっていたので、そのお返し)
  • 勉強を教えてもらっているお姉ちゃん

自分のものより、お世話になっている人たちへのお土産で、お財布が空っぽになっていたのだ。

塾のお友だちに先にもらったお土産のお返しも、ちゃんと覚えていた。勉強を見てくれているお姉ちゃんのことも、忘れていなかった。

普段は、のんびりしていて、”やってる風”で、母をイライラさせてばかりの息子。でも、こういうところはちゃんと気がまわるんだなと、少し見直した。

物価高の修学旅行

ちなみに、7500円をほぼ使い切ったことについて、浪費したとはまったく思っていない。

今は物価が上がっていて、お土産ひとつの値段も、私たちが子どもの頃とは全然違う。あれだけの人数分を買えば、そりゃあギリギリにもなる。

「ギリギリだったんやな」と、思わず笑ってしまった。40円という絶妙な残り方に、息子なりのやりくりの跡が見えた気がした。

最後の大きな行事を終えて

修学旅行が終わると、いよいよ受験は本番モードに入っていく。

だからこそ、勉強のことをすっかり忘れて、友だちと笑って過ごせた数日間は、息子にとって大切な時間だったと思う。恋バナには入れなかったけれど(笑)、班のみんなと相談して、遊園地を全力で楽しんで、たくさんの人にお土産を選んできた。

いい思い出ができて、本当によかった。

さあ、ここからまた、一緒に頑張ろう。

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