「ママ、申し込みできてない!」
今日は、サクセスという講習の日だった。いつもとは別の校舎で受ける講習だ。
事前に申し込みをしていた——つもりだった。
ところが朝、息子が気づいた。
「ママ、申し込みできてない!」
大泣きで、そう訴えてきた。私もびっくりして、頭が真っ白になった。申し込んだつもりでいたのに、できていなかったのだ。完全に、私のミスだった。
朝から、何度も電話
慌てて考えた。今はインフルエンザが流行っていて、お休みしている子もいるはず。もしかしたら、空きがあって受講させてもらえるかもしれない——そんな淡い期待を抱いて、朝から何度も電話をかけた。
でも、時間が早すぎて、つながらない。
何度かけても、つながらない。時間だけが過ぎていく。
こうなったら、直談判するしかない。そう決めて、息子と一緒に家を飛び出した。
電車の乗り継ぎで、ようやくつながった
校舎に向かう途中、電車の乗り継ぎのタイミングで、もう一度電話をかけてみた。
今度は、つながった。
事情を説明すると、快く受け入れてくださった。しかも、すぐに入金の案内まで送ってくださった。
電話を切ったとき、全身の力が抜けた。本当に、一安心だった。先生方の対応に、心から感謝している。
息子は、行きたかったんだ
落ち着いてから、ふと思った。
息子は、講習に行けないとわかって、大泣きしたのだ。
いつも「やってる風」で、のんびりしていて、私はそんな息子に文句ばかり言ってきた。でも、講習に行けないと知ったとき、あの子は泣くほど悔しがった。
行きたかったんだ。ちゃんと、受けたかったんだ。
のんびりして見えても、息子なりに、この講習を大事に思っていた。そのことに、今日初めて気づかされた気がする。
文句ばかり言っていたから、バチが当たった
今日のことは、完全に私のミスだった。
日ごろ、「なんでやらないの」「ちゃんとして」と、息子に文句ばかり言っている私。それなのに、肝心の申し込みを忘れていたのは、私のほうだった。
文句ばかり言っているから、バチが当たったんだと思う。大反省だ。
息子に「ちゃんとして」と言う前に、まず自分がちゃんとしなければ。母だって、完璧じゃない。うっかりもするし、失敗もする。
だからこそ、息子の「やってる風」にも、もう少しだけ優しくなれたらいいなと思った。泣くほど悔しがったあの顔を、忘れないでいようと思う。
受け入れてくださった先生方、本当にありがとうございました。

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