感情的にならずに、子どもと関わる方法——あるセミナーで見つけた光

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すがる思いで受けた、家庭教育のセミナー

前回、「頑張りなさい」と言い続ける母をやめたい、という記事を書いた。

つい声をかけて、つい否定して、そのたびに自己嫌悪に陥る。この関わり方を、どうにか変えたい——そう思っていたときに申し込んだのが、あるオンラインセミナーだった。

「識学」という理論をベースにした、家庭での子どもとの関わり方についての内容だ。もともとは組織のマネジメント理論らしいのだけれど、その考え方を家庭教育に応用したものだった。

正直、すがる思いで受けた。でも——聞いてみて、「なるほど」と納得できる部分が、思っていたよりずっと多かった。

「親と子は、同列ではない」

いちばん心に残ったのは、この考え方だった。

親と子は、同列ではない。

親がルール(約束)を決めて、子どもがそれを守る。この「位置関係」をはっきりさせることが大事なのだという。親が下手に出て、お願いしたり、機嫌をうかがったりするのではなく、親はルールを設定する側、子どもはそれを守る側。その関係を、家庭の中に作る。

そして、ルールには段階がある。まずは「姿勢のルール」から。たとえば——「いただきますを言う」「部屋の掃除をする」「宿題をする」。誰でもやろうと思えばできる、最低限のルール。これを”守るのが当たり前”の価値観として、家庭に定着させていく。

「ルールを守るのが当たり前」が身につくと、それが土台になって、その先の勉強や受験にも向き合えるようになる——という考え方だった。

私の一番の課題は、ここだった

でも、私がこのセミナーでいちばん「これだ」と思ったのは、別のところだった。

感情的にならずに済む方法だ。

セミナーでは、やってはいけない関わり方として、こんなことが挙げられていた。

  • 叱る、怒る
  • ご褒美で誘導する
  • 感情で子どもを動かそうとする

——全部、私がやってきたことだった。

正直に書く。私は、息子を叱って、怒って、「これができたら〇〇していいよ」とご褒美で釣って、感情で動かそうとしてきた。国語の点数を見ては声を荒げ、落ち込ませ、そのたびに自分も疲れ果てていた。

感情的になってしまうこと。これが、私の一番の課題だ。

そして、このセミナーは、まさにそこを「こうすれば感情的にならずに済む」と教えてくれるものだった。感情でぶつかるのではなく、ルールで運営する。親が決めたルールを、淡々と守らせる。そこに、怒りも、機嫌取りも、いらない。

聞きながら、少し光が見えた気がした。私がずっと苦しんでいた「怒ってしまう自分」を、変えられるかもしれない、と。

もう6年生。時間はないけれど

もちろん、わかっている。

うちの息子は、もう6年生。入試まで、3か月もない。この時期から関わり方を変えて、劇的に何かが変わる、なんて甘い期待はしていない。

それでも——残りわずかでも、この考え方を少し取り入れて、息子と関わってみようと思った。

叱って、怒って、ご褒美で釣る。この繰り返しのままでは、私も息子も、ただ消耗するだけだ。だったら、感情でぶつかるのをやめて、ルールで向き合う。それを試してみる価値は、じゅうぶんにある。

モニターにも、申し込んでみようと思う

このセミナーでは、10名限定で、実際にこの関わり方を試してみるモニターの募集があるらしい。申し込みは10月から。抽選なので、選ばれるかどうかはわからない。

でも、申し込んでみようと思っている。

藁にもすがる思い、というのが正直なところだ。でも、ただ落ち込んで、怒って、後悔するだけの毎日から、一歩でも抜け出したい。もし選ばれたら、その記録もここに書いていきたいと思う。

先が見えないのは、相変わらずだ。国語をどうしたらいいのかも、まだわからない。

でも、「感情的にならずに関わる」という方向が見えただけで、今の私には、少し救いだった。怒ってばかりの母から、少しずつでも抜け出していけたら——そう思いながら、今日は前を向いている。

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